| 工程 | 先行工程 | 日数 |
|---|---|---|
| A | — | 5 日 |
| B | — | 4 日 |
| C | — | 3 日 |
| D | B・C | 2 日 |
| E | A | 5 日 |
| F | D | 2 日 |
| G | D | 5 日 |
ア.7 イ.8 ウ.10 エ.11 ── どれでしょうか。
| 道 | 日数 |
|---|---|
| A → E | 5 + 5 = 10 |
| B → D → F | 4 + 2 + 2 = 8 |
| B → D → G | 4 + 2 + 5 = 11 |
| C → D → F | 3 + 2 + 2 = 7 |
| C → D → G | 3 + 2 + 5 = 10 |
いちばん長い道が B → D → G の 11 日。答えはエです。 全体の完了は「いちばん遅い道」で決まります。ここがクリティカルパスです。
道を全部数え上げる方法は、工程が増えるとすぐ破綻します(道の数が爆発する)。 だから前回の前進計算・後退計算を使います。 工程の数に比例する手間で済み、しかも余裕まで一度に求まります。
クリティカルパス上にない工程をいくら短縮しても、全体は 1 日も早くなりません。 たとえば上の例で工程 F(余裕 3 日)を 2 日から 1 日に縮めても、完了は 11 日のままです。 急ぐべきは B・D・G のどれかです。
ただし注意が必要です。クリティカルパスを短縮していくと、 あるところで別の道が最長になり、クリティカルパスが移動します。 上のモデルで G を 5 日から 1 日ずつ減らしてみてください。 G が 2 日になったところで A → E(10 日)が最長になり、 それ以上 G を縮めても全体は縮まなくなります。
| 状況 | すべきこと |
|---|---|
| 納期に間に合わない | クリティカルパス上の工程に人員を追加する(クラッシング) |
| 人手が足りない | 余裕のある工程から人を抜いて、クリティカルパスへ回す |
| ある工程が遅れた | 余裕の範囲内なら全体に影響しない。余裕を超えたら再計算する |