HOSEI UNIVERSITY / FACULTY OF BUSINESS ADMINISTRATION

システム管理論 II

経営の問題を数理で解く ── 児玉 靖司

この授業で学ぶこと

経営の現場で出会う「どちらを選ぶべきか」「どれだけ用意すべきか」「どうすれば間に合うか」といった問いに、 数理モデルで答えを出す方法を学びます。数学は道具です。難しい計算は計算機にやらせます。 大事なのは、現実の問題を式に翻訳する力と、出てきた答えを読み解く力です。

この教材の使い方

各回のページにはその場で動かせるモデルが入っています。 スライダを動かすと、グラフや表がその場で計算し直されます。 値を変えたときに答えがどう動くかを見ることが、式を覚えるより大切です。

ページの最後に章末問題(各回 10 点満点)があります。 学籍番号と氏名を入れて提出すると、その場で採点されます。 何度でも提出でき、最高点が成績になりますので、 わかるまで繰り返してください。

全12回

第 1 回
イントロダクション
データ・情報・知識。経営学部で情報技術を学ぶ意味。計算とは何か。
第 2 回
おにぎり管理問題(1)
新聞売り子の問題。売れ残りと品切れの間で、期待利益を最大にする仕入量を求める。
第 3 回
おにぎり管理問題(2)
臨界比の公式。値段や原価が変わると最適な仕入量はどう動くか。
第 4 回
プロジェクト管理(1)
PERT とアローダイアグラム。ダミー作業。最早・最遅結合点時刻。
第 5 回
プロジェクト管理(2)
クリティカルパスと余裕。どの工程を短縮すれば全体が早く終わるか。
第 6 回
ゲーム理論(1)
相手がいる意思決定。協力ゲームと非協力ゲーム。相手の立場で考える。
第 7 回
ゲーム理論(2)
利得表の読み方。絶対優位(支配戦略)と、支配される戦略の消去。
第 8 回
ゲーム理論(3)
ミニマックス戦略と鞍点。最悪の場合をいちばん良くする手を選ぶ。
第 9 回
ゲーム理論(4)
混合戦略。サイコロを振って手を選ぶと、なぜ得をするのか。
第 10 回
ゲーム理論(5)
囚人のジレンマ。全員が合理的だと全員が損をする。繰り返しと「しっぺ返し」。
第 11 回
線形計画法(1)(2)
ワイン農家の例題。制約式の立て方と、図で解く方法。
第 12 回
線形計画法(3)・総合演習
最適解は必ず頂点にある。表計算のソルバー。全体のまとめ。

成績について

各回の章末問題(10 点 × 12 回 = 120 点)が平常点になります。 提出はこのページから行い、提出のたびに採点結果がその場で返ります

同じ回に何度提出してもかまいません。記録されるのはその回の最高点です。 間違えた問題はヒントを見てやり直してください。